和名:アオモンイトトンボ
学名:Ischnura senegalensis
大きさ:約 32 mm (腹長 約 25 mm、後翅 約 18 mm)
採集できる季節:4〜9
採集できる場所:奈良教育大学の事務棟前の池(いけ)で採集されました。ハスの花のつぼみにとまっています。
説明:平地の池(いけ)や沼(ぬま)に発生します。これは♂の写真です。♀には、この♂と同じ色のタイプがと、オレンジ色のタイプがいます。

本州(ほんしゅう:関東平野以南)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)、西南諸島(せいなんしょとう)でみつかります。また岩手県の船越にも、とび花れて分布(ぶんぷ)しています。

かたちの

とくちょう

  • ♂は、みどり色で、せなか側がくろい色をしています。
  • 複眼(ふくがん)のせなかがわには、眼上紋(がんじょうもん)とよばれる小さいあおい色の点があります。
  • 胸部(きょうぶ:むね)には、肩条(けんじょう)とよばれる緑色のすじがあります。
  • 腹部(ふくぶ:おなか)の8番目と9番目の節(せつ)があお色であるのがとくちょうです。良く似た種(しゅ)にアジアイトトンボというのがいますが、アジアイトトンボは、8節目がくろい色ですので、そこで見分け(みわけ)ます。
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑III 北隆館

日本産トンボ幼虫・成虫検索図説 東海大学出版会

小学館の図鑑NEO昆虫 小学館